Van Halenはその名の通りギターのエディー(弟)とドラムのアレックス(兄)のヴァンヘイレン兄弟を中心としたバンドだ。
ヴォーカルはこれまでに3人変わっていて、どちらかというと初代ヴォーカルのデイヴ・リー・ロスが有名。
だけど個人的にはヴァン・ヘイレンのピークは2代目ヴォーカルであるサミー・ヘイガーが在籍していた頃だと思っている。
聴き始めた頃が彼の在籍時だってのもあるだろうけど、彼の声質が好きなのだと思う。
その中でも好きな1995年に発表された10thアルバムの「Balance」。
タイトルのとおり本当にバランスの良い作品で、ハードポップな「can't stop lovin' you」なんか本当に好きだった。
高校の頃にリリースされた本作は、大人とも子供ともつかない曖昧なバランスだった自分自身を形成してくれた青春の一枚だ。
僕は秋から冬になるとバラードが聴きたくなることが多くて、そんな時は本作の『Not Enough』も毎年良く聴いている。
エディーの奏でるピアノから始まるこのバラードは、ハスキーなサミーヘイガーの声にマッチするしっとりした曲。
またビルの屋上で撮ったと思われるPVがいい。
勿論エディーの哀愁あるギターソロも素晴らしい。
曲名:Not Enough
アーティスト:Van Halen
アルバム:Balance(10thアルバム)
発売日:1995年
出身国:アメリカ
ジャンル:ハードロック
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