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<2021年コロナ禍中国出張情報>渡航用コロナウィルス検査の手順と情報

渡航用コロナウィルス検査の手順は思ってるより面倒でした。

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現在、中国への渡航可能な条件は、渡航の48時間以内にダブル陰性証明(PCR検査と抗体検査の陰性結果)が必要であると定められています(※ 2021年6月時点)。従って、渡航の前日か2日前までにPCR検査と抗体検査(以下、ダブル検査)を受ける必要があります。ただし僕個人の意見だと2日前に受けるのがベストだと思います。その理由は以下に述べますが、その前にダブル検査を受けてから渡航までの流れを説明します。

コロナウィルス検査から渡航までの流れ

一連の流れは、以下①→⑤の手順となります。

渡航48時間以内にダブル検査の受診

②陰性証明書の受領

③陰性証明書+その他情報を中国のサイトにアップロード

④アップロードが承認される

⑤その承認を持って空港に行く

渡航者は48時間以内に①〜④の作業(+諸々の待ち時間)を行う必要があるため、渡航前日にPCR検査を受けるのは時間的に相当厳しいと思います。また渡航先によって変わりますが、③の期限は大抵前日の20時までなのです(以下リンク)。従って、出発の2日前に受診するのがベストだということです。

駐日大使館・総領事館指定検査機関リストの更新について(3月29日更新)

PCR検査を受診する病院の選定

まずPCR検査に関してですが、どの病院でも良いわけではありません。都道府県別に中国駐日大使館・総領事館が指定している病院、クリニックがあり、その中から自分に都合の良い病院を選びます。
http://china-embassy.or.jp/jpn/lsfu/t1816068.htm

▲ 中国駐日大使館・総領事館指定PCR検査機関リスト

都合の良いとは、僕の意見ですが

PCR検査と証明書の発行が同日か、別日か自分の希望に合っている

②自宅からの距離が1時間以内である所

を満たす病院を選ぶと良いです。

①に関しては、会社都合や本人のスケジュール的にどっちが良いのかを最初に決める必要があります。どちらもメリット・デメリットありますしね。

同日にすると1日で全部終わりますが、検査から証明書発行までかなり待ちます。僕が調べた中では全て、検査は午前中〜昼、発行は夕方以降という話でした。5時間ファミレスで時間潰すとか、そんな感じになっちゃいますよね。

別日にすると1日の作業は少ないですが、作業に2日間拘束されます。2日間とも出向くのは意外と面倒ですしね。ただし2日目の証明書は午前中に貰える所が多いし(※確認は必要です)、待ち時間は少ないかと思います。

※結果僕は、会社の都合もあって、別日で2日間の方にしました。

②に関しては、僕の場合近場の病院が無く、どれも数十分〜1時間以上のエリアにありました。その中でもわざわざ遠い場所へは行かず①の条件を満たす中で近い場所を探しました。遠いとまず通うのが面倒だし、しかも距離があるということはコロナウィルスに感染するリスクが高まるからです。まあ普通の理由ですよね。

その上で病院を予約するわけですが、その際に必ず確認して欲しいこと(以下③)があります。

③陰性証明書の発効日とその時間を改めて確認する

これに関しては、予約する病院に電話で、陰性証明書は当日か、翌日か、どちらにしても何時ごろ発行されるのかを改めて確認したほうがいいです。

なぜならば、中国のサイトには陰性証明書の発行日が当日、翌日、3日後とか書いてあるんですが、電話すると結構違うんですよ。「証明書発行まで3日」と書いてある病院が、全然そうじゃないケースもありましたし。また、翌日に証明書をもらおうとしてても、それが夕方以降って話だと困っちゃいますしね。これら情報を確認しないでそのまま予約するのは非常に危険ですね。

以上より、選ぶべき病院は

渡航2日前にダブル検査の実施と証明書が発行されるところ、もしくは
渡航2日前にダブル検査をして、前日の午前中に陰性証明書がもらえるところ
・その中で最も近くて予約できる所
となります。当たり前のことなんですが、僕は意外とどう選んで良いか迷ったもので。

実際に検査して感じたことなど

(注)僕の行った場所のケースでして、すべての人に該当するわけではないです。

1.予約しても結構待たされたので余裕あるスケジュールが必要

外来の患者さんもいるので、予約した時間ジャストに検査できないですね。以下「2」にもあるようにトータルでの時間はだいぶ掛かりました。

2.PCR検査と抗体検査の間が長かった

まず血液を採取するPCR検査が最初でした。それが終わっても、抗体検査(綿棒で鼻グリグリのやつ)に全然進まなかったんです。で、そんな人たちが数人集まるまで待機時間があり、その後クリニックを出て別の場所で抗体検査を実施しました。なので待ち時間を含めると意外と時間かかりました。

※ただしこれは特殊なケースっぽいですね、他の病院の人でそんな話は無かったです。

3.出会う人は一期一会

その日、同じタイミングでダブル検査をしている他の人たちが居ます。おそらく彼らは後日(2日後)同じ便で同じ飛行機の可能性が高いです。挨拶したり、多少の交流を図っておくといいです。

僕の場合は待ち時間が多かったので、ちょっとだけお話しさせてもらったのですが、全く同じ便で同じ方向に行く方でした。しかもコロナ禍に何度か渡航されている方だったので、すごく心強くなりました。

後日談ですが、入国審査の際になぜか自分だけ通れなくて待たされたり、自分のグループと離れ離れになってしまう場合があります。そんな際に、思わぬところで助けられる状況もあるので、人間関係は大事だなと思いましたね。

ダブル検査当日に持っていくべきもの

・パスポート

・身分証明書

・保険証

・検査料

パスポート忘れがちなので注意してください。忘れたら検査してくれませんから。身分証明書は運転免許証で問題ないです。保険証は一応持っていく程度です。PCR検査は保険適用外だったですね。料金は結構高かったので(数万)、ちゃんと現金を下ろして準備しておいてください。

翌日(陰性証明書受領)までに準備しておくべき事

スマホへ「WeChat」アプリのインストール

WeChat - Free messaging and calling app

「WeChat」とは中国版 LINEのようなメッセージツールのことです。スマホ版、PC版とありますが、陰性証明書のアップロードはスマホのWeChatを起動させて行います。それ以外でも中国では何でもかんでもWeChatを使って登録するので、今のうちに使い方を慣れておいた方がいいですよ。

以上、よかったら参考にしてみてください。

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