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ハクキンカイロ株式会社『ハクキンカイロ』暖かさが24時間続くエコで長持ちな「使い捨てない」カイロを溺愛中。

暖かさが24時間続くエコで長持ちな「使い捨てない」カイロを溺愛中

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これからの冬の寒さを考え、以前から気になっていたカイロを購入しました。ハクキンカイロ株式会社の『ハクキンカイロ』というモノです。

もうすぐ親の誕生日もあって、何かいいモノないかなって思ってたというのもあり、先に試しで使ってみようってのもありまして。

いやー、コレ本当いいです。

即効で暖かくなるし、長時間もつし、何よりフォルムが「超レトロかっこいい」んです。なんというか、初期「i-pod」のようなコロンとしたフォルムがとてもいいです。

しかも発熱のメカニズムが、非常にエコな仕組みである点も気に入ってます。本製品は、燃料となる「ベンジン」がプラチナ触媒(プラチナ=白金=ハクキン)によって「炭酸ガスと水」に分解され、その際に発生する酸化熱で暖をとる仕組みです。

誤解されがちですが、「ベンジンが燃えて」発熱するのではなく「ベンジンが気化して、その気化ガスがプラチナ触媒と反応して」発熱するのです。つまり危険も少なく、発熱の際に発生するのは「炭酸ガスと水」だけという、環境に優しい素晴らしいモノです。

ハクキンカイロ株式会社『ハクキンカイロ

<外観など>

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▲ 箱のイラストがいいですよね。僕の購入した「スタンダード」は思いの外、軽くて小さい箱でした。

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▲ ハクキンおじさんとカイロ。1923年からって、もう100年近く前からあるんですねスゴいな。

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▲ 発熱のメカニズムが記載されています。

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▲ 中身は①本体②専用ケース③注油カップ④説明書の4点。

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▲ まだピカピカで結構小さいと感じました。一昔前のipodのような、スマホのようなサイズ感。

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▲ PEACOCK=クジャク。放熱用の穴がクジャクになっているのです。

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▲ 火口は触媒のプラチナとガラス繊維でできてます。

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▲ 火口を取り外すと、ワタが見えます。ここにベンジンを染み込ませます。

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▲ 本体は①フタ②火口③カイロ本体に分かれています。特別な工具もなく、引き抜くだけで取り外しできます。

<仕様など>

・商品サイズ (幅×奥行×高さ) :80×22×150mm
・原産国:日本
・内容量:1個入
・材質:カイロ本体・・真鍮
    火口・・プラチナ、ガラス繊維
    中綿・・脱脂綿

ベンジンの入れ方〜点火まで

<用意するモノ>

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用意するモノは、①カイロ、②注油カップ、③ベンジン、④ライターの4つ。

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▲ 手順は説明書に書いてあります。

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▲ ベンジンはジッポライターにも使われる「可燃性の液体」ですので、火気の近くで使用しないように。 あと燃えそうなところでやるのは避けたほうが良さそうです、僕は台所で作業しました。

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▲ 本体上部のカバーを取り外します。

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▲ 火口を外します。本体内部にベンジンを染み込ませる綿が見えます。

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▲ 注油カップを本体に挿し、本体と平行にします。

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▲ ちなみに注油量はカップにメモリが付いてるので、定量を注ぐことができます。

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▲ カイロのタイプ別にベンジンを注ぐ最大用量が異なります。僕のは「スタンダード」なので最大2カップ、24時間継続です。

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▲ ベンジンは先端を緩めて傾けると出てきます。

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▲ まずベンジンをメモリまで入れて、、、

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▲ 90度捻ると注がれる仕組みです。

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▲ 火口を取り付け、ライターを用意しまして、、、 

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▲ 火口中央のプラチナ・ガラス繊維部分を3秒ほど炙ります。

※燃えるわけではないです。

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▲ 上部のフタを閉めたら完了。

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▲ 早くも暖かくなってきています。発熱の即効性が高いですね。

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▲ 付属のカバーに入れると丁度よい暖かさです。

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▲ 夜の散歩のお供にも。

特徴・オススメな点

1.所有欲を満たすレトロデザインのシンプルなフォルムが好き

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コロンとした可愛さと昭和から変わらない完成されたモデルがたまらないです。こう言うレトロな雰囲気のモノって好きなんですよね。ZIPPO社からも同様のカイロが販売されてまして、もっと見た目はスタイリッシュです。コレばかりは好みかなと思いますね。

でも個人的には『ハクキンカイロ』の方が可愛いなーと思いますね。

2.スタンダードモデルは24hと長時間発熱

しばらく毎日、一日中ずっとポケットに入れて過ごしてましたが、温度が変わらずずっと暖かさをキープしてました。「使い捨てカイロ」って温度が上がるまでに時間がかかるし、段々と冷えてくるって印象ですが、コレは燃料が続くまでずっと同じ温度って印象です。朝温めて、仕事残業して帰る時でも全く同じ暖かさなのはちょっと感動しましたね。キャンプやテントの中で早く使ってみたいです。

3.クリーンな発熱システム、捨てるもの無しでずっと使い続けられる

上述しましたが、燃料の「ベンジン」は「炭酸ガスと水」となって放出されます。非常にクリーンな発熱システムで、使い捨てカイロと比べてもほとんどゴミはないです。ただし、「火口」と言う本体のプラチナ部分(ライターで火を当てる部分)は消耗品で、メーカー的には1シーズン毎の交換を推奨しています。でもこう言うのって2、3年は持ちそうだなって感覚的に思いますけどね。

4.発熱時間をコントロールできる

スタンダードモデルは最大で24時間の発熱時間を得られますが、これはベンジン2杯分、25mlを入れた場合の話になります。実際に24時間保つのかと試したのですが、前日の7時に入れて翌朝6時過ぎまでは確実に熱かったです。

実際は朝まで熱い必要はなくて、むしろ朝まで熱いとベンジンを入れる際もカイロが熱々で逆に困ったりしました。なので僕の使い方だと朝~残業を考えた夜15時間~18時間の発熱時間でいい訳です。

ということで、ベンジンを25ml入れる(2杯分)ところ、1.5杯に留めておけばおよそ18時間の発熱になります。こうやってベンジンの量をコントロールすることで無駄な発熱を防ぐことができるのもエコでいいなぁと思いますね。

注意・イマイチな点

1.高温になるため、専用ケースに必ず入れる事

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火傷するような熱さを感じることはないですが、専用ケースから取り出すとかなり熱いです。ケースに入れていないと、本体上部のカバーも外れる場合が考えられます。ですので必ず専用ケースに入れてください。

ただこのケース、フリースぽい素材で常に懐に入れているためか、ホコリや綿クズが付着しやすいです。気付いた時に摘んで取り除いてます。

2.「使い捨てカイロ」との違いをどう受け取るか

「使い捨てカイロ」と異なる点は多々ありますが、使い始めて感じる点を述べてみます。まず①若干の厚みあり②貼れないという2点ですね。

①に関しては、逆に持ちやすくて丁度いいサイズが気に入ってます。重さも気にならない軽さですし。

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②に関しては、僕はあまり貼るタイプのカイロを使わないのですが、冬の通勤だったりツーリングで寒い日なんかに貼るタイプがあると便利なのかなって思いますね。そういった場合の対応グッズも存在してまして、その名も「カイロベルト」というモノがあるようです。

3.ほぼほぼ気にならないけれど、ベンジン臭あり

ほとんど気にならないですが、マジックペンのような「ベンジン臭」があります。本体の近くに鼻を近づけると薄らと匂いますね。気になる人も居るのかなと、一応注意点です。

しばらく使ってみての感想など

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まだ1週間程度ですが、本当に毎日愛用しています。

朝起きてベンジンを入れる作業も、趣があっていいんですよね。

朝や夜の冷えるときは、コイツの暖かさがありがたいです。

これからの季節、コレをもってキャンプやツーリングにいくのが楽しみですね。

大切に使っていきたいと思います。

以上、よかったら参考にしてみてください。

商品リンク

オフィシャルHP・リンクなど

hakukin.co.jp