朝に眼が開かない人必見
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花粉症の季節ですが、朝メヤニで眼が開かない人も多いのではないでしょうか。
僕もそうでして、朝起きたらシャワーに入って眼を洗い流すのを日課としていました。
しかし最近、酷い日だとぼやけたり目が重くて見えずらい日が続き、シャワーだけではどうにもならないと思い眼科へ行きました。
何故メヤニ、涙があふれるのか
眼を観察してもらった結果、花粉による目の症状は次の通りでした。
1.眼の裏側が赤く腫れている
眼球に吸着した花粉が眼の奥に行くときに裏側でアレルギー反応が起こり、赤く腫れていました。
これが痒みの原因であり、涙やメヤニの原因であったようです。
夜寝ている間は瞬きしないために、涙やメヤニが眼に溜まり、朝に起きると開かない状態になっていたようです。
2.眼をこすることで眼球が傷つく
眼球の傷つきによっても眼のゴロゴロ感や痒みが増し、さらにこすってしまうという悪循環になります。
酷いと白内障、緑内障などの病気にもなってしまうという事です。
3.まぶたの腫れ、切れ
眼をこすると、皮の薄いまぶたは非常にこすれます。
そうすると、二重の溝や、目じりなどの特に皮の薄い部分は切れてしまいます。
これが非常に痛い、シャワーでも痛い。
また痛い状態だと日常や仕事でも気が散り、パフォーマンスの低下につながります。
眼科で処方してもらった
初心で、かつ非常に混んでいたため、トータルで2時間もかかりました。
しかし同じような苦しみがある方は、ぜひ行って貰いたいです。
翌日から明らかに症状が軽くなりました。
僕が処方してもらったのは、
①目薬A:ステロイド系のアレルギーや炎症を抑える薬
②目薬B:非ステロイド系のアレルギーや炎症を抑える薬
③塗り薬:まぶたに塗って皮膚の補修する薬
というモノでした。
因みに、目薬が数種類あるときは、目薬Aと目薬Bの点眼の間隔は5分開けるらしいです。
2種類以上の点眼薬を使用する場合は,点眼間隔と点眼順序に注意が必要です。2種類以上の点眼剤を使用している場合,5分以上の間隔をあけて点眼します。各点眼薬の点眼間隔を5分以上あけて点眼します。粘性・油性点眼薬のように結膜嚢内に長く滞留する点眼薬は少し長く間隔をあけます。次に点眼順序は,①最も効果を期待する重要な点眼薬は最後に点眼。②懸濁性点眼薬は,水に溶けにくく吸収されにくいので後から点眼。③油性点眼液と眼軟膏は疎水性であり水性点眼剤をはじくので後に点眼・点入,④点眼後にゲル化する点眼液はうすい膜が形成されるので,他の点眼液を点眼して10分の間隔をあけて最後に点眼,⑤臨床経験によって効果が高いことがわかっている場合は,その順序で点眼,もちろん医師の指示がある場合は,指示に従います。
水溶性点眼薬 ⇒ 懸濁性点眼液 ⇒ 油性点眼液 ⇒ 眼軟膏 の順に点眼
まとめと思ったこと
・花粉の辛い季節、メヤニや酷く、眼が痒く見えづらくなる事がある
・眼の裏側の炎症が起こっている可能性が有るので、眼科へ行こう
・目薬2種類の点眼間隔は、5分間開けよう