湯シャンを続けているその理由は・・・
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シャンプーに比べて頭が本当に痒くならないから!!!です。
『湯シャン』とは、シャンプーを使用せず、お湯だけで頭を洗うことを言います。
有名人だと「タモリ」さん「福山雅治」さんなんかが実践している(らしい)ということです。
僕は生まれつきアトピーが酷く、シャンプーをしてもいつも頭が痒くなっていました。
しかし湯シャン経験の無かった僕は、シャンプーをするけども汚れがあって痒みが現れているのだと誤認していたのです。
今思えば、アトピー持ちの自分には毎日するシャンプーの刺激が強すぎたのだと思います。
アトピー体質は一般的に肌のバリアが弱く、低刺激でも強いかゆみを感じたり、湿疹が出たりします。
巷では湯シャンによる脱毛予防を謳っていますが、僕にその辺の効果が見えたわけではありません。
しかしアトピー経験者なら分かると思うのですが、掻くという行為で毛が抜けることもよくある訳です。
だから大きく言えば、脱毛の予防になっていなくも無いかと思います。
※あくまでも僕個人の意見・結果であり、全ての人にオススメしているわけではありません。また、アトピー体質の方全てに効果が見られるという検証もしておりませんので、自己責任の範疇で行ってください
湯シャンに至った経緯
2014年11月に仕事の関係でインドネシアへ出張しました。
その際にロストバゲッジに遭い、シャンプーも入ったスーツケースが一時的に見つかりませんでした。※2日後に届きます
到着したホテルの浴室にはシャンプーや石鹸がありましたが、ホテル備え付け(しかも海外製)のモノは刺激が強そうだったので使用したくなかったのです。
そしてそのホテルは海外にしては珍しく、シャワーの勢いが強く、お湯の温度も熱く出たのです。
そこで、噂の湯シャンを出張中だけ試してみようかと思いました。
滞在は14日間でしたが、その間に頭の痒みは全くなく、頭髪の洗浄としても全く問題が無かったので今に至っているというわけです。
現在の状況
というわけで現状を報告したいと思います。
1.痒み
アトピー特有の痒みはあるものの、毎日シャンプー時に比べて本当に減った。
特に寝るとき(副交感神経の影響で痒みが現れやすい)、寝ている間の無意識に掻くことが非常に減ったと感じています。
2.フケ
確実に減った(あることはある)。
3.髪質
ぱさつきが収まり、必要な油分が備わった感じです。
しっとり感がある。
元々染めたりしていないので、髪の痛みは少ないほうだと思います。
4.香り
(多分)臭くは無いと思うが、良い香りもせず。
以前と比べて焼肉とかタバコの匂いがつきやすいです。
シャンプーしている人って頭皮まで良いニオイじゃないですか?でも湯シャンだとダイレクトに頭皮のニオイです。
人の評価を死ぬほど気にする自分としてはドキドキですが、臭くはない、と思いたい!
5.総括
以前は寝ている間に無意識に掻きくずして、枕に血が付くこともありましたがそれが一度も無くなったのは効果が見られているって事なのかなと思ってます。
一般的な湯シャン方法
一般的には、はじめに髪の毛を梳かし、結構な低温(33℃~34℃)で洗い流した後、クエン酸等を混ぜたお湯で洗い流すようです。
専門医に聞く、湯シャンの正しいやり方と注意ポイント | nanapi [ナナピ]より抜粋しました
現在の湯シャン、シャンプーの頻度
現在は、1週間~2週間に1度の割合で普通のシャンプーをしています。ワックスをつけたり、煙の匂いがついたりした場合だけです。
後は毎日湯シャンを実施しています。
夏は汗かいたりして、若干シャンプーの頻度は増えました。
注意すること
半年やってみて、思ったことを書きます。
1.お湯でしっかり流すため節約は見込めず、水道代・ガス代はシャンプー時と変わらない
節約でやるならばお勧めできないです。
2.ワックスを使う人には向いていない
ワックス特有の強力なベトベトはお湯だけでは取れないですね。僕自身ワックスを使った後はシャンプーを使用しています。だから基本ジェル使いになりました。髪が長いときはローションタイプのモノを使用しています。
3.シャンプー特有の良い香りが得られない
「洗浄」と「香り付け」を分けるしかないです。僕はプラウドメンの「スタイリングローション」を使用しています。「グルーミングバーム」同様に嫌味の無い爽やかな香りなのでオススメです。
4.抜け毛、脱毛への効果は感じていない
ボリュームが増えたというより、シャンプーをしなくなったために髪質が変化しただけだと感じていますし、普通に抜け毛もあります。
5.頭皮が油っぽい人、アトピーに無縁の人はやっても効果が見られないかも知れない
僕個人は髪に良いからやったわけではなく、アトピー特有の痒みを抑えるという意味でオススメしています。
その他湯シャンについて
興味のある方はこちらもどうぞ。
香りつけにはこんな技もあるみたいです。