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 Dream Theater(ドリーム・シアター) ライブアルバム『ディスタント・メモリーズ〜ライブ・イン・ロンドン』(2020年)

来日中止となった彼らからの最高のプレゼント

Dream Theater/ディスタント・メモリーズ~ライヴ・イン・ロンドン<通常盤>

 アメリカのプログレッシヴ・ヘヴィメタルバンドである「Dream Theater(ドリーム・シアター)」のライブアルバム『ディスタント・メモリーズ〜ライブ・イン・ロンドン』は、2019年に発売された14thアルバム「Distance Over Time」のツアーを収録したものです。

彼らは2019年からライブツアーを開始し、その中には日本ツアーも含まれていましたが、コロナウィルスの影響で延期、更に延期された日程も中止となってしまいました。この状況では致し方無い対応ではあるのですが、非常に優れた最新アルバムだったこともあり、久々のツアーを心待ちにしていたファンは僕だけではないはずです。そんな彼らからのライブアルバムはファンにとって2020年最後にして最高のプレゼントとなったと思います。更にこのライブでは、1999年に発表された名作5thアルバム「メトロポリス・パート2:シーンズ・フロム・ア・メモリー」の20年記念として完全再演をしています。本作を前半・後半に分けると、前半が最新アルバムメイン、後半が5thアルバムの完全再現という構成になったCD3枚組、DVD2枚組のライブアルバムになっています。

Dream Theater ライブアルバム『ディスタント・メモリーズ〜ライブ・イン・ロンドン』(2020年)

<アルバム曲目>

[CD 1]

01. Untethered Angel
02. A Nightmare to Remember
03. Fall Into the Light
04. Barstool Warrior
05. In the Presence of Enemies - Part 1
06. Pale Blue Dot

[CD 2]

01. Scenes Live Intro
02. Scene One: Regression
03. Scene Two: I. Overture 1928
04. Scene Two: II. Strange Deja Vu
05. Scene Three: I. Through My Words
06. Scene Three: II. Fatal Tragedy
07. Scene Four: Beyond This Life
08. Scene Five: Through Her Eyes

[CD 3]

01. Scene Six: Home
02. Scene Seven: I. The Dance of Eternity
03. Scene Seven: II. One Last Time
04. Scene Eight: The Spirit Carries On
05. Scene Nine: Finally Free
06. At Wit's End
07. Paralyzed (Bonus Track)

[DVD 1]

01. Atlas (Intro)
02. Untethered Angel
03. A Nightmare to Remember
04. Fall Into the Light
05. Barstool Warrior
06. In the Presence of Enemies - Part 1
07. Pale Blue Dot

[DVD 2]

01. Scenes Live Intro
02. Scene One: Regression
03. Scene Two: I. Overture 1928
04. Scene Two: II. Strange Deja Vu
05. Scene Three: I. Through My Words
06. Scene Three: II. Fatal Tragedy
07. Scene Four: Beyond This Life
08. Scene Five: Through Her Eyes
09. Scene Six: Home
10. Scene Seven: I. The Dance of Eternity
11. Scene Seven: II. One Last Time
12. Scene Eight: The Spirit Carries On
13. Scene Nine: Finally Free
14. At Wit's End
15. Paralyzed (Bonus Track)
16. Behind The Scenes

・リリース:2020年

<メンバー>

Vo:ジェイムズ・ラブリエ
Gt:ジョン・ペトルーシ
Ba:ジョン・マイアング
Key:ジョーダン・ルーデス
Dr:マイク・マンジー

個人的レビュー・その他もろもろ  

1.来日公演延期からキャンセルという経緯

2020年の来日ツアーに関しては、個人的には気合を入れて参加する予定でした。有休を取るなどして、東京公演だけではなく地方公演にも参加するという予定でいたのですが。。。

しかしながら公演が近づくにつれて延期の発表、更に延期日程が近づくと中止の発表と、かなり失望する内容であったのは確かです。そんな中で発表されたこのライブアルバムは、来日を心待ちにしていた日本のファンにとっては非常に嬉しい作品だったと思いますね。

2.各メンバーのコンディション

まずドリーム・シアターのライブで一番心配なのは、ヴォーカルであるジェイムズ・ラブリエの声の調子だと思います。ただ今回は思ったほど悪くなく、歌メロもとても聞き易かったです。勿論エフェクトの多用やキーを下げて歌ってる箇所もありましたけれどね。思ったより歌えてんじゃんというのがまず最初の印象で、見始めで一安心しました。

バンドの演奏隊に関しては全く不安は無く、いつも通りのバカテクをベテランの余裕で見せつけてくれますね。唯一残念なのドラムのマイク・マンジーニ。テクニックは凄いと思うけど、聴いてて全く楽しくないんだよなぁ。マイク・ポートノイ不在で顕著になった、上品な優等生バンドに拍車がかかってしまったって印象は拭えないままだなぁ。ただ今回のライブアルバムにはドラムソロパートが無かったので、途中テンションが途切れる事無く、最初から最後まで観る事が出来たのは良かった。

3.ライブDVDの感想

まず1曲目は最新アルバム1曲目である「Untethered Angel 」。アルバムレビューでも述べましたが、僕には何が良いのか全く分からないこの曲からのスタートでテンションが全く上がらないというい不測の事態に。。。

しかし2曲目「 A Nightmare to Remember 」から良い感じでエンジンが掛かり始め、その後5thアルバムの完全再演に至る頃には彼らのライブにどっぷりと浸かってました。

前半も素晴らしい演奏でしたが、やはりこのライブアルバムは後半の5thアルバム完全再演が一番の見どころであると思いますね。

もう20年も前にリリースしたと思えない程に新鮮な気持ちで観る事が出来ました。やっぱり全編に渡って楽曲が良いし、歌メロも良いんだよなぁ。名バラード「The Spirit Carries On 」ではラブリエが観客に携帯電話で会場を照らすようアナウンスするって演出にも20年の月日を感じましたね。20年前だったらまだガラケーだったもんなぁ。。。ラブリエの歌声もそこまで無理に声を出してるようにも感じなくて、聴いてて心地が良かったですね。

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4.しかしラブリエの変貌に戸惑う

ラブリエ、いつの間にか腕にガッツリとタトゥーを入れていて、非常に似合わないのが残念だった。そして変な太り方で顔だけパンパン、髪型もイマイチだったな。。。元々彼に感情移入している訳じゃないけど、フロントマンとして最低限のイケてる感じをキープしていて欲しいなぁとは感じた。

5.演奏隊の凄さと味気なさ

ギター、ベース、キーボードとみんなテクニックが凄いのは分かってる。ただもうちょっと隙というか、人間臭い部分を見たいってのも事実ある。ペトルーシとマイアングが並んでユニゾン弾く感じ、ああいうのもっと演って欲しい。客を煽ったり、彼らのスマイルが欲しいんだよなぁ。。。

あとジョーダン・ルーデス(キーボード)がショルダーキーボード(ショルキー)でステージ前に出てくる場面があるのだけど、何かショルキーってどうもダサくて映えないんだよなぁ。。。

6.DVD2枚組の曲順が良い

DVD(とブルーレイも)2枚組でして、1枚目が最新アルバム中心、2枚目が最初から5thアルバムの完全再演になっているので、観る方としてはとても見易いのが良かったです。あといつもより過去の曲が少なめでしたね。1st~4thまでは1曲も無かったのが特徴的でしたね。でも過去曲ってキーが高めだから、この選曲はボーカル的にも都合が良かったんじゃないかなぁ。声がバリバリ出ている頃のライブは過去の映像を見ればいい事だし、無理して歌ってるラブリエを見るのは何か辛いしなぁ。

5thアルバム完全再演の後に演奏する「At Wit's End 」が最高にカッコイイので、最後まで楽しめるライブアルバム&DVDでした。

個人的オススメ曲

CD1-02. A Nightmare to Remember 

10thアルバム1曲目ので16分以上もあるこの曲。ライブ映像で見るとダークで非常にカッコよく、改めてこの曲の良さを認識した。

元ドラムであるマイク・ポートノイのダサいラップ調?の箇所はどうするんだろうかなって思ってましたが、ヴォーカルのラブリエがそこも良い感じに歌ってましたね。

CD3-02. Scene Seven: I. The Dance of Eternity 

5thアルバムのインスト曲である「The Dance of Eternity 」。完璧なユニゾンで一糸乱れぬ演奏と音のクリアさに度肝を抜かれる。バカテク演奏は見ているだけで楽しい。

CD3-06. At Wit's End 

冷酷にすら感じるジョンペトルーシの正確無比なピッキングがたまらない。14thアルバムで一番のお気に入り曲なので演奏してくれて嬉しかったなぁ。動画で見ると各個人のテクニックが高度過ぎて何やってるのか分からないのに、結局まとまりのある音になるのは流石の一言。ラストの切ないギターソロも含めてクソカッコイ曲だ。

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