GloryDazeDays

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【こころ】ヘイト・ザ・ヘイター

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[http://photo credit: Neil. Moralee Men Hate Shopping. via photopin (license):title]

Hate The Hater

自分を振り返ると
いつも誰かしら人を嫌っている男だ。
他人を許すこと、違いを認めることができなかった。
激烈ではないが、常に「アイツ嫌いだわー」って思いながら生きていた。
 
会社でもそうだった。
苦手なヤツが昼食の席でいつも近くに来る。
こっちとしては会いたくないワケだ。
昼休み中、昼飯を食う間だけ顔を合わすとして、それが仮に1日24分間だとする。
1週間で土日休みだとして、平日5日間だから120分
1ヶ月4週間だから、8時間
1年12ヶ月だから、96時間
おいおい、1年間で嫌いなヤツと丸々4日間も一緒にいるのかい!!
と思って翌日から昼食を食わなくなった。
でもずっと嫌ったままで居た。
お前の方からその思いに気づけよ!と思いながら、決して口には出さないくせにだ。
 
時にふと思った。
というか、ふと疲れた。
「嫌う」って、ずっと自分のエネルギーを使い続けている。
対象者が近くに居るときも、見えなくても。
平日でも休日でも。
心のどこかでずっとリソースを使っている。
浪費ってヤツだ。
すごい無駄だ。
 
本音は、穏やかに生きたい。
一日の中で、ネガティブな思いをする時間を極力減らしたい。
どうにか性格の違いを認められないだろうか。
どうにか生意気さを許せないだろうか。
「嫌う」という動作から「許す」「認める」という方向に変えられないだろうか。
そうしたら心はそのとき限りの処理で済むはずだ。
時には「イラッと」するときもあるだろう。
でもその瞬間だけ。
 
嫌いなやつに時間を割いても仕方ない。
いくら憎んでも、それで誰も幸せにならない。
このやり方で自分が楽になれたら、その術が身に付くワケだ。
それってすごい収穫だ。
30年以上、常に誰かを嫌ってた自分だ。
あと何十年も、こんな風に誰かを常に嫌いながら生きるのはしんどい。
60歳になってもそんな風に生きていたら、すごくカッコ悪いぜ。
それが無くなるのなら、その考え方を身につけたいと強く思う。