GloryDazeDays

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【雑記】テーブル越しの再会と感謝

f:id:glorydaze:20170919180903j:plain[http://photo credit: Evgeni Zotov Kids via photopin (license):title]

 
1年前のことと、更に5年以上前のこと。
去年の風が強く寒い冬のことだ(12月初旬だったと思う)。
平日の夜だが、新宿で数少ない友人2人と待ち合わせて飯を食べた。
飯を食べるという表現だけれど、いつもどおり安い居酒屋で酒を飲みつつ近況を語らった。
メンバーは皆同い年で、僕と男性と女性の友人の3人。
女性のほうは来年春に結婚式を挙げたら関西へ引っ越してしまう。
 
ほろ酔いの中、ぼぅっと店内を眺めていた。
平日で微妙な店だったからか、それほどの客はいなかった。
テーブルの向こうに何となく知った顔があった。
記憶を探りながら、いつどこで誰だろうと思いを巡らせた。
人の顔を覚えるのは得意なので、絶対にどこかで話した人物だと確信していた。
向こうに居たのは男性二人組で、年齢は30代前半くらい 。
どこにでも居るような雰囲気の男と笑顔が素敵なカワイイ系のイケメン。
そのイケメンの彼に見覚えがあった。
 
彼が繰り出す軽妙な相槌と人の話をさえぎらない 「ほぅほぅ」「うんうん」「おー」という合いの手。
実は僕が使わせてもらっている話術の元ネタになった人だった。
当時30歳前後のこと、会社で友人らしい友人が作れず、学生時代の友人とも疎遠になっていた僕は、オフ会に参加していた。
大学時代に唯一友人を作ることができた、オフ会という手段を再び利用したのだ。
 
このときに出会ったのが彼だった。
彼は男性参加者にも気さくで話しやすく、このときイケメン=女性だけに優しいという図式が間違っていることを認識した。
女性だけに優しい一過性のイケメンと違い、彼には人としての憧れの気持ちを抱いた。
記憶が確かだったら、ガンダム好きな兼業のエロ漫画家(エロイラスト家?)だったと思う。
イケメンエロ漫画家ってすげーなと驚きつつも、イケメンの方が経験からネタが作り易そうだなとも感じた。
 
幹事さんは連絡がマメな人で、オフ会後も月2程度で集合をかけてもらった。
大抵は金曜の夜か土曜に新宿~池袋周辺に集合して飲んだ。
オフ会で出会うはずが無いくらい異常にかわいい子が居て、なんだか気になったりもした。
その子がネットで出会ったオタ彼氏(めっちゃ良い人だった)と速攻で結婚を決めて驚いたりした。
ヘッドフォンを付けた女性にのみ興奮するという、見た目普通の青年もいた。
仕事では出会えない、一風変わったところが魅力の人が多かった。
 
しばらくするとそんな集まりもいつしか無くなった。
特に理由も無いし、喧嘩したわけでもない。
あんなに集まっていたのに、急に熱が冷めたかのように、祭りが終わったかのように。
かく言う僕自身も、何故だかこの集まりに参加するのはもう良いかな、と段々思うようになった。
初期のメンバーが減っていった事や、毎回飲み会をしてオールするって流れに興味が薄れたというのもあった。
 
そこで僕は彼らから人との接し方を学べた。
相手に興味を持つと、相手も喜んでくれて、更にそこから人脈が広がり、人と繋がる楽しさを知った。
その後、僕は少しずつ会社以外に友人や、女友達や、そして彼女を作った。
色々あって別れた人たちも多いけれど、それでも今に残る人も居るのは彼らのおかげだ。
 
そして去年一緒に飲んでいた彼女こそ、30代になって出会った中で最も仲の良くなった女友達だった。
彼女は常々、連絡がにマメで全体に気を配れる点や、話の聞き方が上手くて話しやすい点を評価してくれていた。
それは僕が30歳を過ぎてから、あの時の人たち(特に彼)との出会いで学んだことだった。
まだまだコミュ力は低い方ではあるが、以前なら酒の勢いか本当に仲が良くないと上手に話せなかった。
パクって盗んで真似して試して、そしたら今では無意識にできるようになっていたことだった。
 
ほろ酔いの中、ああいう出会いがあったからこそ、今の自分があるなぁとしみじみ思った。
幹事さんからは、ダメ元でいいからマメな連絡をすることが結果として相手の心に残ることを。
オフ会美人さんからは、思いがけない場所に美人が居る可能性を。
オタ彼氏からは、積極性が思いがけない逆転ゴールに繋がることを。
ヘッドフォン男子からは、自分のマニアックさを先に伝えちゃう強みを。
そしてエロ漫画家さんからは色んな人に興味を持つと自分に得るものがある事、
イケメンでもブサメンでもフレンドリーで笑顔があるヤツが魅力的だという事、
そして相槌しながら合いの手3種類を繰り返す「合いの手ジェットストリームアタック」は、相手に対してもの凄く話を聞いてる感が出ることを。
 
この「合いの手ジェットストリームアタック」によって、その後の友人関係が広がったといっても過言ではない。
人見知りでも多用できるこの技には、うまく会話に入れない時など何度も救われた。
それはある意味自分を偽った、キャラを作った行為なのかもしれないが、それで本来の目的である友人を増やしたいって部分に繋がるのならば、それも一つの手段だと考えている。
でもたまにアムロみたいな、鋭くて気難しいヤツが来るとその技も通用しないのだけれどもね。
そして女の子は結局、「黒い三連星」より「シャア」みたいな男を好きになるのだけれどもね。