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【音楽】Dream Theater 5thアルバム『Metropolis Pt. 2: Scenes from a Memory』♪ 輪廻転生をテーマにしたコンセプトアルバムは20世紀最後の傑作♪

コンセプトアルバムの名作ならコレ。

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今思えば、ドリーム・シアターはそのキャリアの中で、前作4th「Falling Into Infinity」前々作3rd「Awake」がメンバーの期待した結果を得ていなかったと思います。

個人的にはこの辺り、後追いなので本で読んだり当時からのファンの方に聞いただけですけれど。

名作である2ndアルバムを超えるものを作るため、しかし同じような作品に逃げないため、試行錯誤していた時期なのかと思います。

今聴くとちらもいい作品だと思うんですが。

4thアルバムの後でメンバーの中心人物であるギターのペトルーシとドラムのポートノイはサイドプロジェクトの「リキッド・テンション・エクスペリメント(LTE)」というインストプロジェクトを結成します。

そこで出会ったキーボードのジョーダン・ルーデスの才能に彼らは惚れこみ、バンドへの加入を打診します。

バンドは新たな才能を得て、2ndアルバムの名曲である「metoropolis part1」の続編を手掛ける事、コンセプトアルバムを作る事を決めます。

アルバム全体を通してのテーマは「輪廻転生」。

主人公のニコラスは毎晩見る悪夢の原因を突き止めるため、催眠療法士の力を得て半世紀前の過去に遡っていきます。

彼の前世はヴィクトリアという女性であり、彼女はそこで謎の死を遂げていたことを知ります。

ヴィクトリアと彼女の恋人、そしてその兄が複雑に絡みながらストーリーが展開していくというのがこのアルバムの流れ。

内容は複雑ですけど、歌詞を無視しても曲だけでも素晴らしいのがこのアルバムのヒットした一因だと思います。

 

Dream Theater 5thアルバム『Metropolis Pt. 2: Scenes from a Memory』

◆アルバム曲目
第1幕 (Act I)
1. 「第1場: リグレッション」 (Scene One: Regression)
2. 「第2場: I オーヴァーチュア 1928」 (Scene Two, Part I: Overture 1928) (インストゥルメンタル
3. 「第2場: II ストレンジ・デジャ・ヴ」 (Scene Two, Part II: Strange Déjà Vu) 
4. 「第3場: I スルー・マイ・ワーズ」 (Scene Three, Part I: Through My Words) 
5. 「第3場: II フェイタル・トラジディ」 (Scene Three, Part II: Fatal Tragedy)
6. 「第4場: ビヨンド・ディス・ライフ」 (Scene Four: Beyond This Life)
7. 「第5場: スルー・ハー・アイズ」 (Scene Five: Through Her Eyes)
第2幕 (Act II)
8. 「第6場: ホーム」 (Scene Six: Home)
9. 「第7場: I ザ・ダンス・オブ・エタニティ」 (Scene Seven, Part I: The Dance of Eternity) (インストゥルメンタル
10. 「第7場: II ワン・ラスト・タイム」 (Scene Seven, Part II: One Last Time)
11. 「第8場: ザ・スピリット・キャリーズ・オン」 (Scene Eight: The Spirit Carries On)
12. 「第9場: ファイナリー・フリー」 (Scene Nine: Finally Free)
◆リリース:1999年
◆スタジオ: Bear Tracks Studio
◆レーベル:エレクトラレコード
◆プロデュース:マイク・ポートノイ、ジョン・ペトルーシ
◆メンバー
Vo:ジェイムズ・ラブリエ
Gt:ジョン・ペトルーシ
Ba:ジョン・マイアング
Dr:マイク・ポートノイ
Key:ジョーダン・ルーデス

メトロポリス・パート2: シーンズ・フロム・ア・メモリー - Wikipedia

 

超個人的レビューと聞き所

本作はアメリカのプログレッシブ・メタルバンドである「Dream Theater」が、1999年に発表された5thアルバムです。

タイトルの「Metropolis Pt. 2」とは、2ndアルバム「Images and Words」の#5「Metropolis, Pt. I: The Miracle and the Sleeper」(以下、パート1と表記)の続編という意味。

歌詞の所々にパート1からの引用が伺えて、そういう部分を見つけるのも楽しい。

1. 「第1場: リグレッション」 (Scene One: Regression)

時計の針の音から始まり、主人公ニコラスが催眠療法士によって催眠状態になり、過去の意識に遡っていく。

アコギのバラードはこのアルバムのテーマソングのようなものであり、様々な曲でこのメロディーが現れる。

2. 「第2場: I オーヴァーチュア 1928」 (Scene Two, Part I: Overture 1928) (インストゥルメンタル

初めからドラマティックなインスト曲。

最初のキーボードは「パート1」のフレーズでファンならニヤリとするところ。

キーボードとのユニゾンパート、泣きのギターフレーズがあったりと、短いながらも色々詰まっている。

3. 「第2場: II ストレンジ・デジャ・ヴ」 (Scene Two, Part II: Strange Déjà Vu) 

#2から繋げて聞きたい。

爽やかで途中ファンキーな感じもあって好き。

サビの後ろのキーボードがいいんです。

4. 「第3場: I スルー・マイ・ワーズ」 (Scene Three, Part I: Through My Words) 

短いバラード曲。

前後を繋げるための曲だけどメロディーは綺麗。

5. 「第3場: II フェイタル・トラジディ」 (Scene Three, Part II: Fatal Tragedy)

最初の静かな雰囲気から一転して、めまぐるしく曲が展開していく。

3'50からのテクニカルなインスト部分が好きすぎて、この部分だけ何度も聞いていた。

キーボードの凄さを聴くと、メンバーもジョーダン・ルーデスに惚れ込んだ理由も分かる。

ライブ映像で見ると6'00からのスリリングなバトルに悶絶する。

6. 「第4場: ビヨンド・ディス・ライフ」 (Scene Four: Beyond This Life)

元気でプログレッシブな曲。

長くて少しダレる。

7. 「第5場: スルー・ハー・アイズ」 (Scene Five: Through Her Eyes)

このアルバム唯一のシングル曲。

第1幕を締めるバラード。

このアルバムは本当に優秀なバラードが多い。

8. 「第6場: ホーム」 (Scene Six: Home)

シタールの音から始まる、本作ではあまり見ないダークな雰囲気の曲。

メタル色の強い曲で、ギターソロもバリバリ。

ライブ版ではこのギターを完璧に弾ききった後のペトルーシのドヤ顔が好き。

9. 「第7場: I ザ・ダンス・オブ・エタニティ」 (Scene Seven, Part I: The Dance of Eternity) (インストゥルメンタル

とにかくテクニカルなのにメロディアス、スリリングで聞いてて楽しい。

ベースのマイアングのテクニックがヤバすぎて失禁するかと思った。

CDで聞くと前後曲と比べて若干音が小さいように思えるのだけ残念。

10. 「第7場: II ワン・ラスト・タイム」 (Scene Seven, Part II: One Last Time)

ピアノから始まるバラード。

#11の影に隠れがちだけれど、こちらもいい曲。

ラストに向けてテンションが上がって行き、そのまま#11にバトンタッチするつなぎ方が素敵。

11. 「第8場: ザ・スピリット・キャリーズ・オン」 (Scene Eight: The Spirit Carries On)

ライブでも定番の超名曲バラード。

自分が居なくなっても魂は生き続けるという、このアルバムのメッセージを伝える非常に大事な曲。

本当にこの頃のペトルーシはキャリアの円熟期だったと思うし、それゆえギターテクニックだけではなく、作詞作曲においてもその才能を遺憾なく発揮していたと感じる。

この曲の素晴らしさは、このアルバムのハイライトであることもさながら、ライブで単体で演奏しても非常に聞き応えがあること。

ギターソロも哀愁がありテクニカルで素晴らしい。

12. 「第9場: ファイナリー・フリー」 (Scene Nine: Finally Free) 

アルバムを締めくくるバラード曲。

ここで再びニコラスは催眠から抜け、現代に戻ってきます。

ラブリエの表現豊かなボーカルが良い。

www.youtube.com

★オフィシャルサイト等★

http://www.dreamtheater.net/

ドリーム・シアター - Wikipedia

 

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