大人になると友達はできにくい?
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元来友達が少ないのですが、ここ近年はプライベートで色々とあり、友達が減っていました。
簡単に言うと、以前元カノと別れた後にその周りの友人も結構失ってしまったという事があったのです。。。
数年前のことなのでもう傷心ボーイは(多分)卒業したのですが、そうじゃなくても友人・知人って段々減る方向にあって、30代・40代ともなると仕事関係以外で友人作るのって難しくないですか?
きっかけもあまりないし、異性だと変に警戒されたりして。
僕のフェイスが若干怪しげだという事実は置いておいてもです。
純粋に友達が欲しいんだ!と一人ベッドの中で叫んでも誰も手を差し伸べてはくれません。
そんな時、僕はどうしたか。
僕はベッドから出て、日の光を浴びた。
そして大学の頃の友人に連絡した。
なぜなら、彼が大学の頃から就職してからもイベント系のサークルをやっていたのを知っていたから、その中で何か参加したいと思えるものがあるかも知れないと思ったからです。
僕としては、地方で無駄に伸びている不要な木を伐採して、ギコギコ切り倒していい汗かいて、お昼過ぎに切り落とした丸太に腰掛けてお弁当食べる・・・みたいな活動に興味があったのですが、そういうイベントは無いみたいでした。
※今でも興味があるので知っている方居たら教えてください
彼はこう言いました「木こりみたいなイベントは無いけど、大人数でキャンプするイベントならあるよ」と。
そして僕は昨年、この『大人の500人キャンプ』、通称500キャンへ参加したのです。
子供の心を取り戻す『大人の500人キャンプ』
この500キャン、去年は山梨県富士五湖の1つである、西湖のふもとにある紅葉台キャンプ場で開催されました。
集合は新宿駅から10分ほど離れた都庁近くのバス乗り場でした。
受付の周りには大きなバッグを抱えた人たちがワイワイしていました。
年齢層は20代~30代前半がメインで、40代~50代も若干ですが居ました。
参加人数はトータルで120人くらいだったはずです。
そこで受け付け、自分のバス号車を確認し、そこからはその号車単位で行動することになります。
バスの移動中も親睦が深まるイベントが練られており、キャンプ場へ到着する頃にはみんな打ち解けていました。
そこから一日目のイベント、夕食作り、夜イベントがありました。
二日目も朝食後に水遊びやイベントがあり、昼頃帰る途中にも温泉に浸かったりと最後までギッシリと濃い内容でした。
まとめると去年の流れは以下のようになります。
1日目朝
・新宿集合、バス班行動
・移動中のリクリエーション
1日目昼
・夕方のキャンプのための食材探しを兼ねたゲーム
1日目夕方
・夕食作り&夕飯
1日目夜
・夜イベント&キャンプファイヤー
1日目夜~就寝まで
・ジャンルに分かれた語り部屋
2日目朝
・朝食&イベント
2日目昼
・帰路途中に寄る温泉
2日目夕方
・新宿で解散
今思い出しても、非常に濃密な1泊2日だったと思います。
1日目キャンプファイヤーまでにはみんなすっかり馴染んでいて、その後の語り部屋というので更に深く交流できます。
キャンプ場には幾つかのコテージが並んでおり、その一部は就寝用のコテージとなっていますが、それ以外の空き部屋を語り部屋として使っているワケです。
それぞれの部屋がジャンル分けされたトークルームになっており、ゾロゾロと自分が行きたい部屋へ向かってそれぞれ話すのです。
勿論眠い人はそのまま就寝用のコテージで休んでもいいのです。
僕もお酒語り部屋や恋愛トーク部屋など、色々と顔を出しました。
そこで仲良くなった人が今でも続いていたりしますね。
友達が欲しいと望むならどうすればいいか
僕もあまり社交的ではない方ですが、経験からアドバイスします。
1.ほんの少しだけ、自分から動く
まず、「Dpub」の記事でも書きましたが、始めに同じ境遇の人間と仲間になるのが一番いいと思います。
2人か3人の集団に話しかけ「初参加」かどうかを取っ掛かりにすることです。
A「あのー、ボク初参加なんですけど、何回目の参加なんですか?」
B「僕も初なんですよぉ~」
A「おー、そうなんすね!初参加結構多いんですかね?」
B「あ、さっき話した人もそうみたいだよ、おーい、おーいC!」
C「ハロー、ボクモfirst timeデス、ヨロシク!」
みたいな感じで直ぐ仲良くできると思いますよ。
話しかけた人が経験者だったら、次のように行きましょう
B'「僕は去年に続いて2回目だよ」
A「マジすか。去年もこんな流れだったんですか?他誰か去年も参加した人って居るんですか?」
B'「あー、彼もそうだよ。C'!C'~!」
C'「ハロー、ワタシハsecond timeデス、ジェジェジェ!」
多分こんな感じでいけると思うんです。
そこで話しが出来る「友人:ホーム」が出来れば、そこに戻れば友達が居るって安心するじゃないですか。
他の人と交流したり話しかけたりして、うまくいかなければホームに帰ってくるということを繰り返せば増えていきますよ。
A「・・・じゃ、また後で話聞かせてください!」
という感じで別れてくれば再び会話するときも気まずくないと思います。
次のステップとして、知り合いが数人になったら、自分の知り合い同士をつなげます。
コレをやらないで、自分の手元だけにホームを作り続けるのはあまりお勧めできません。
なぜならペイ・フォワードの気持ちも大事だと思うからです。
自分だけより、みんながみんなで仲良くなれたほうが予想しない所でつながりが出来たりして、面白いと思うんです。
それを繰り返すことで、大きな知り合いの輪を作っていけばいいのです。
2.自分の好きなものを3つ言えるようにする
初参加かどうかだけだと、繋がりが若干弱いです。
だから、自分の好きなものを3つ(それ以上でも良いです)用意しておくと良いです。
何故かというと、どのバスに乗るかというのは事前に決まっていますが、それは同じような趣味の人で班分けしているのです。
※去年の500キャンの場合です
趣味があえば一気に仲良くなれます。
だから大まかなジャンルで好きなモノ、コトを用意しておくといいです。
音楽、アニメ、旅行、お酒、車、食べ歩き、ファッションだとか、そんな感じです。
ざっくりで良いので、相手との共通点に合わせられるネタを用意しておくと会話が盛り上がると思います。
3.事前にスタッフとして参加する
スタッフとして手伝ったり、スタッフのサポートを自ら名乗り出るともう業務的な会話は絶対にする訳で、そこから普通に話せる人が出来ます。
キャンプの日程的にスタッフ枠はもう無いかも知れませんが、当日進んでお手伝いをする人というポジションもいいと思いますよ。
頼られればそれだけで会話になりますしね。
では僕はどうなったか
1年たって振り返ってみると、そこまで華々しい結果は残っていないというのが事実です。
偉そうなこと書いてしまいましたが、実際そんなモノなんです。
残念だけど、「友達メチャメチャできたよ!過去の陰鬱な俺、バイバイ!」って感じじゃないですね。
でもコレだけは言えるんですけど、絶対に行ってよかったと思ってます。
その理由と思うことは以下になるのですが。。。
・全ての人と仲が良くなったわけでは無いし、今でもつながっている人は少ない
・段々と疎遠になってしまう人たちも居る
・だけど、得難い友人が出来た
・しかも参加しなければ知り合えなかった人ばかりだ
・そこで知り合った友達を通じて、別の友達と仲良くなる事もある
・結果、500キャンきっかけの友人は増えたりしている
・社会人になっても結構みんな、友達を求めていることが分かった
参加する前までは、結構卑屈になっている部分もあったんです。
リア充ばっかりの世の中だぜ・・・って感じで。
でも、意外とみんな友達を求めているんですよ。
だったら飛び込んで行けばいいじゃないですか。
うまくいかない場合だって有るけど、うまくいけば儲けモンじゃないですか。
せっかくの土日、「つまんねー」って思いながらただビール飲んでテレビ見てるだけならば、ちょっと参考にしてみてください。
人生は一度きり、だから僕は楽しいと思う方を選びたいと思います。