GloryDazeDays

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【雑記】自分に起こった『ペイ・フォワード』な話をしてみる

それは去年のことでした

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[http://photo credit: IMG_4067 via photopin (license)]

とあるブログがあり、それを書いているブロガーさんがいた。
僕はその方のブログが好きで毎日見ていたのですが、その時彼は精神的に落ちているような印象だった。
バイクで一人旅へ出られるという事で、その時に必要なモノを送ってくれるよう、amazonの欲しいものリストで協力者を募っていた。
僕はそのバイク一人旅を応援したかったし、何より1つでも協力できたらいいなという気持ちで、自分の出せる金額の範囲でプレゼントを贈った。

1つの行動が連鎖していくときもある

ここで述べる話は、誰にでも起こりうる話だと思う。
何か良いことしたいなぁって思っても、何をすればいいのか分からないとき。
自分も常々そんな感じだったけれど、だからといって週末ボランティアをしたりユニセフへ寄付をしたりすることもなかった。
ただその時は純粋に応援したくて、amazonへワンクリックしたのだ。
このamazonのワンクリックシステムが超便利だっていう事もあったと思う。
これがいわゆる、『ペイ・フォワード』だとは気づいていなかったのだけれど。

情けは人の為ならずってのは本当のことだ

ペイ・フォワード』というのは、いわゆる「恩返し」のことだ。
ただし、恩を貰った人に返すというよりは、別の人に与えるという事で「恩」が連鎖的に伝わっていくという効果がある。

ペイ・フォワード

ある人物から受けた親切を、また別の人物への新しい親切でつないでいくことを意味する英語。または、多数の人物が親切の輪を広げていくための運動のこと。アメリカ合衆国などで突発的に一つの場所で行われることが稀にある。ちなみに同一人物にお返しすることはペイバック(pay it back,pay back)というが、これでは2人の間で親切が途切れてしまう上、悪い意味でのお返し(復讐)の意図も含んでしまうことがある。 

ペイ・フォワードとは - 日本語表現辞典 Weblio辞書

日本には古くから「情けは人の為ならず」という言葉がある。
コレは「情けをかけるとその人の為にならないからやめましょう」という意味ではなく、「情けはいずれ自分の元に返ってくるので、誰にでも親切にしましょう」という意味なのだ。

情けは人の為ならず - Wikipedia

つまり『ペイ・フォワード』の精神って、日本には古くからあるモノだとも言える。
そういう土壌に育った僕たちなので、恥ずかしくなく比較的やりやすい行動なのかもしれない。
特にamazonの欲しいものリストから贈る事というのは匿名で送られますし、こちらの住所やプライバシーは相手に全く伝わらないでやりやすい。
※載せたい人は、一言メッセージを添えることは可能
だから僕でも気兼ねなく簡単に出来たのだ。

ペイ・フォワード』その後から最近までを振り返る

この1年間の記録と、自分の周りの変化を少し述べたいと思う。
※思い出して追記しました

1.2014年7月

amazon欲しいものリストからプレゼントを贈る。
プレゼント後、その件をFBでご挨拶する。
現実とネットが繋がったような不思議な印象を受けた。

2.2014年9月

ブログの記事に影響され、2014年始めからやりたいことリストを作製していた。
そのひとつであった「大学時代の疎遠になった友人と連絡を取る」を実践し、連絡をやりあうようになっていた友人O君が居た。
コレが後でブログ関係に繋がっていくとは思いも寄らなかった。。。
O君からの誘いで、9月に大人数キャンプイベントへ参加しました。
キャンプの翌週、O君が結婚をする事がわかる。
キャンプ参加者の発案で、結婚式2次会的なものをやることになった。
キャンプ参加と大学時代からの友人であることも重なり、急遽その2次会的なものに誘ってもらった。
なんと当日、そこで偶然僕が毎日見ているブロガー「delaymania」さんが参加していたのだ!!!

delaymania.com

「delaymania」さんと彼とは大学時代のバンド仲間だったらしいのです。
すごい偶然に驚く!コレには本当に驚いた!!
てことは自分もご学友だったって事にも驚いた。
むしろO君の結婚よりも驚いた。

3.2014年10月

プロブロガーで作家である立花岳志さん主催のとあるセミナーへ参加した。

10/4(土)東京でセミナー開催!10/4 東京 「好きなこと」を「稼ぐ」にツナゲル!本当の自由を手に入れるマネタイズ入門セミナー! | No Second Life

プレゼントを贈った方の友達とセミナーで偶然知り合う。
その友達を介して、ネット以外でも僕とその方と間接的に繋がりが出来る。
ブロガー同士のネットワークの広さや可能性を実感し、自分もそういう輪に加わってみたいという思いが強まる。

4.2015年1月

立花さん主催の初級ブロガーのセミナーへ参加する。

1/24(土)「プロが教える 始めよう!楽しもう! ブログ 入門 & 再チャレンジ スタートアップ セミナー in 東京」 開催します! | No Second Life

しかしブログを全然はじめず(笑)

5.2015年4月

ようやく重い腰を上げてブログを開始する。 

glorydaze.hatenablog.com

6.2015年6月

ブログを始めたことで、自分なりに参加理由が固まったというのもあり、先述の立花さんが主催する、ブロガーたちの巨大なオフ会である「Dpub」へ初参加する。
そこで以前プレゼントを贈った方と遭遇し、実際にご挨拶できた。
贈り物をしていたというネタがあったので、人見知りな僕でも話しかけるのも躊躇なく行動に移せた。
さらに2014年10月に知り合った友達も参加しており、ブロガーさん仲間の輪に加えてもらった。
ここでも「delaymania」さんとご挨拶できた。
覚えていてもらえて嬉しかった。
前回あったときはまだ僕はブログを始めておらず、ただの読者だった訳だけど、そこから考えると凄い進歩だ。
今はその方を含め、Dpubで知り合ったブロガーさんや友達になった方たちとの交流も続いており、人間関係は1年前と比べて明らかに豊かになった印象だ。

何が起こるかわからない世の中だから主体的に動きたいと思った

贈り物にしても、ぶっちゃけると数千円だ。
無理なく渡せるとしたら、少ない給料の僕にはそれが限界だった。
でもメチャメチャ喜んでくれたんです。
人から喜ばれることって最近なかったし、単純に嬉しかった。
それは1度同僚と飲んだら終わってしまうような額だ。
でも使いようによってはこんなにも人生を豊かにする事がわかった。
そしてもう1つ分かったのは、「自分から行動すること」それだけが次の可能性に繋がるということ。
皆さんもこの週末や夏休み、小さなことでも何でもいいので何か気になっていたった事をしてはいかがですか。
あ、まだ純粋な感じのハーレイ・ジョエル・オスメント君が主演の『ペイ・フォワード 可能の王国』もとても感動的な映画でオススメです。

 
  左:オスメント君        右:オスメントさん

当時、ドラマや映画にと俳優活動に力を入れていたボン・ジョヴィも出てますよ。