シンプルで普段使いにオススメな万年筆
万年筆ってちょっと敷居が高いと思う人もいると思います。
でも一本くらい欲しいな、と思う時もあるんじゃないかなと。
とはいえ日常で使う場面も無いしなと思って、結局手にしないままだったり。
近年は世の中がデジタルで溢れた暮らしをしているからこそ、アナログな手書きって意外といいものだと思います。
文房具は結構好きで色々買ったりするんですが、最近好きでよく使ってるのがコレ。
無印良品で売っている『アルミ 丸軸万年筆』。
1000円くらいで万年筆が気になる人にとっても、入門編として丁度いいです。
シンプルで無機質な雰囲気が一見すると万年筆っぽく無いもの、逆にいい感じだと思います。
アップル製品が好きな人にも刺さるものがありそうです。
ザ・万年筆、みたいなものもいいけど、コレは筆箱の中のボールペンとかとも違和感なく混じりあってくれるのが良いところ。
無印良品『アルミ 丸軸万年筆』
<仕様>
税込:1090円
ペン先:F(ファイン)
付属:黒インクカートリッジ1本
全長:13.7cm
太さ直径:1cm
重量:約20g
無印良品 | アルミ丸軸万年筆ファイン・黒インクカートリッジ1本付 通販
インクが無くなっても、欧州共通規格のインクならなんでもOK
替えのインクは無印でも販売してますが、黒のみなんです。
あまり力を入れている印象は無いですが、他のメーカーのインクでも交換ができるので問題無いです。
注意点は一つ、「欧州共通規格」に該当するメーカー製であるという点だけです。
欧州共通規格のメーカーというと、一例ですが以下のようなメーカーとなります。
・ペリカン
・モンブラン
・ウォーターマン
・ぺんてる
・トンボ
一般的なメーカーも含まれているので、文房具屋さんに行けば大抵は入手できると思います。
※以下の記事を参考にさせていただきました。
万年筆のインクカートリッジの互換性。 欧州共通規格って、どこのメーカーを使えばいいの? | げんきざっくざく
丸軸万年筆のココがオススメ&イマイチ
◯オススメな点◯
1.気軽に万年筆を持てる
初めて購入を考えている人にオススメです。
値段も1000円程度で、書き味も悪く無い。
無印ならどこにでもあるから、インクの替えも手に入りやすい。
2.携帯しやすいサイズ感
他のメーカーの万年筆に比べて、細めで携帯しやすさを感じる。
筆箱の一本に加えても、邪魔にはならない。
手帳や胸ポケットに挿してもスマートに収まる。
3.シンプルで無機質なデザイン
好みは別れるけれど、個人的にはこういうシンプルな雰囲気がとても好き。
4.キャップをはめるときの絶妙な硬さ
個人的にはこの、シットリしながらもカッチリはまる、絶妙な硬さが気に入っている。
書く時に後ろにキャップをはめるときのミッチリ感も好き。
△イマイチな点△
1.書き味はヌルヌル系なので注意
イマイチと言うほどでは無いけれど、書き味が思いの外、ヌルヌル系です。
カリカリ系が好きな人、書き味に拘る人は、試し書きをしてから決めた方が良いです。
しかし無印で万年筆の試し書きをしているところは、今のところ未確認です。
個人的には、カリカリ>ヌルヌルでいうと、ラミーのサファリ>無印丸軸万年筆って印象。
2.グリップの形状
個人的には、グリップが多少窪んでいるものが好きで、長時間握っていると指に負荷がかかる。
自分の筆圧が強いので、仕方ないという感じもするけれど。
この万年筆はデザイン重視だろうし、そこまでの書きにくさや不満ではないけれども。
まとめと感じたこと
・無印良品の『アルミ 丸軸万年筆』がシンプルデザインで気に入っている
・本体のコスパも良く、替えインクも様々なメーカーが対応していて問題なし
・日常キーボードばかり叩いている人には、ゆっくり文字を書い落ち着く時間を持つのも良いと思う