GloryDazeDays

日々のワクワクを受信・発信したい。ぼんやりとした日常を楽しく前進していきたい。

あるひとつの終わりに、思いを馳せる。

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[http://photo credit: The Naked Ape Marilyn & Mick via photopin (license):title]

 

2018年3月をもって、とんねるずの「みなさんのおかげでしたが終了する。
このニュースは勿論、「めちゃイケ」終了と共に大きな話題となったし、フジテレビを代表する長寿お笑い番組の終了は時代の移り変わりを感じさせる寂しさもあった。
最近「みなおか」と略すのが主流っぽいが、僕の世代はきっと「みなさん」だと思うんだけどな。
 
小学生のころ、児童劇団に入っている同級生がいた。
子役の安達祐実が登場する前後で、劇団や子役俳優ってのが自分たちの周りでも認識された頃だった。
しかし僕はそういう同級生が近くに居たというのもあり、もっと早くからそういう存在を意識できていた。
 
彼は学校をいつも相当な頻度で休んでいた。
もしくは早退や遅刻してくることも多々あった。
1週間毎日登校できるのは珍しいことだったと思う。
ちょいちょいテレビで見かける彼は、普段も気さくな人柄であり人気者だった。
僕も仲良くさせてもらった。
 
小学生の頃、休んだり親からの連絡を先生に伝えるための手段として「連絡帳」というものがあった。
僕も含めた一般的な少年たちは風邪で休んだりの連絡とか、1年に数ページ程度であった。
しかし彼の連絡帳は違って、見ていて楽しかった。
「○○という番組のオーディションに行くので、お休みさせていただきます」とか、
「△△スタジオで収録なので14時に帰らせていただきます」とか、
細かい母親の字でいっぱいだったからだ。
しかも1年間で2冊目の連絡帳だったりして、それは彼と母親の忙しさがいかなるものかを物語っていた。
 
そんな彼は「みなさん」とも縁があったようで、担任の先生の誕生日にとんねるずのサイン色紙を渡していた。
彼とは中学校まで一緒だったはずだが、中学ではクラスが一緒になることもなかったし、その時点までに取り立てて熱い友情を形成していたわけでもなかった。
だから小学校から一緒だった殆どの同級生と同じように、僕は彼とも疎遠になった。
廊下ですれ違っても特に気に留めることも無くなっていた。
 
僕は中学で科学部に入り、土曜にも部活に勤しんでいた。
昼になって先輩と弁当屋に向かい、唐揚げ弁当が出来上がるのを待っていた時。
彼の母親が弁当屋に入ってきた。
忙しそうに弁当を注文する姿を見て、まだ彼は役者を続けてるんだろうなぁと思った。
 
高校から先は全く別の道だったし、その後テレビで見かけることはなかった。
彼は俳優になる事を辞めたのだろうか。
他に目指す道を見つけたのだろうか。
笑顔が爽やかな少年で、今も俳優を続けていたってよかったはずだ。
 
人が死ぬのには2度あるという。
肉体としての終わりと、存在を忘れられた時だそうだ。
今では彼がどこでどうしているのか全く知らない。
でもこうやってある瞬間に、彼に思いを馳せる友人知人が居るはずだ。
あの頃の同級生たちは、「みなさん」の終了を目にしたとき、きっと彼を思い出したはずだ。
僕はそれになんだか羨ましさを感じる。
 
そして僕自身は、誰かにとってのそういう対象となり得ていたのだろうか、と考えるとちょっと自信がない。
そんな彼に思いを馳せながら、「みなさん」を一人観る夜だった。

さすらい、さまよいながら、年は変わる。

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[http://photo credit: chuddlesworth Hubbard St. via photopin (license)]

 
これでいいのかと、ぼんやり思い巡らしながら
うまく言えないけれども、納得するところまでは来た
巨大な不安を抱えて、危うい気持ちになることも殆どない
大成功も、大失敗もない
とりわけ何かを残したわけでもない
 
これでよかったのかと、問いかけるときもある
よく覚えていないけれども、輝く瞬間もあったはずだ
やるせない気持ちで、先を行く人たちを羨むことも殆どない
往代や情愛は色褪せない
その光にすがることなく、さすらうのもいい
 
たいしたことはない
心配することもない
期待通りには運ばない
でもだれも見ていない
それが毎日だ
 
それじゃあどうしたいのかと、問いかけてみれば
いつもがらんどうな自分と対面する
いまでは答えが見つからない焦りに振り回されることも殆どない
妥協や、消去法で選んでもいい
ぼんやりと、さまよいつづけるのもいい
 
いずれにせよ何を選んだにせよ
それでどうにかなってるはずだ
これまでもそうしてやってきたのだから
 
たいしたことはない
思い描いている不安は起こらない
去年を思い返してみたってそうだったろう
どれほどが現実のものとなっただろうか
それが真実だ
 
決断を急ぐ必要はない
奇を衒う必要もない
全てを捨てる必要はない
でも溢れるほどの荷物も必要ない
もう十分に揃っているのだから
もう十分に貰っているのだから
もう十分に愛されているのだから

【料理】チョイ足しを超えた『超足し納豆』を日々食べ続けている

納豆が好きすぎる

日本の伝統的食材である納豆。
プレーン派も多いが、僕はここしばらく納豆に色々入れて食べるスタイルを貫いている。
もはや「チョイ足し」ならぬ、『超足し』だ。
入れすぎてキモイといわれたこともある。
でも入れる。
納豆は健康的だ。
でも健康的なだけじゃだめだ。
やっぱり美味しく食べたい(プレーンがダメという訳じゃない)。
しかも安上がりなんだから最高だ。
僕はマジで1年間の364日は納豆でもいい。
でも残り1日は彼女とクリスマスディナーが希望だ(その前に彼女だ)。
 

なんでこんなに多くなっちゃったのか

はじめに入れはじめたのは「ごま」程度だったはずだ。
なのに色々入れていたらどんどん増えてしまった。
ビタミン剤を飲んでいたらどんどん種類が増えていく人のようだ。
以下に述べるように、現在はやたら入れてしまっている。
個人的な基本はコレだけれど、無いものとか不要だと感じたら減らしても問題ない。
でも塩昆布とごま油とネギ、隠し味のコショウは入れて欲しい。
この辺を入れたことから、僕の中の超足しの歴史が始まったので。
あとは更にコレがあるといいとかの意見も知りたいものだ。
ちなみにこの食べ方は、「納豆らしさ」を強く求める人には合わないかもしれない。
特に「ごま油」を入れることで、納豆特有の香りなどが相当抑えられるためだ。
 

超足し食材について

いつもはすべての分量が「適量」でやっているが、こんなものかなと書いてみた。
「塩昆布」だけは入れすぎると塩っぱいので控えめがいいと思う。
◆◆食材◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
・納豆+付属のカラシとタレ
・ごま油:小さじ1
・いりゴマ:小さじ1
・塩昆布:一つまみ(入れすぎると塩っぱい)
・黒糖:小さじ1
・揚げ玉:一つまみ(多めでガリガリするのも好き)
・一味唐辛子:適量(多めが好き)
・黒コショウ:適量(粗挽きのやつ)
・刻みネギ、万能ネギ:適量(多目が好き)
・おろしにんにく:少々(BB弾くらい)
・卵黄:1個分(最後に上に乗せて、混ぜ崩しながら食べる)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 

実際に作ってみた

・納豆を用意して
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僕は小粒派かもしれない。
・先に納豆+カラシ+タレで混ぜる

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先に混ぜないと、後の超足しの際に混ぜきれなくなる。
・諸々入れて混ぜる

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量を入れると混ぜにくいので、そこはさじ加減しだいという感じ。
・ご飯に盛って完成!

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最後に上に卵黄を乗せて完成。

オススメとイマイチなポイント

◉オススメ◉
1.安上がりで最強に美味しい
僕のお気に入りはスーパーで普通に売ってる「くめ納豆」だ。
3パックで80円ほど、1パック30円以下だ。
毎日食べるなら、安上がりがありがたい。
2.お通じがよくなる
1週間、毎晩これを食べたらびっくりするはずだ。
とてもお通じが良くなる。
食物繊維のお陰なのか、ドッサリ感がすごい。
3.お肌にいい感じ
アトピー持ち・乾燥肌の僕にとって、食生活は結構気にする。
栄養価というか、かゆみが出ないかという面で。
納豆ばかり食べていると、心持ち肌にいい感じがする(個人の感想ですけどね)。
△イマイチ△
1.これ以外のおかずとのバランス
これが好きすぎて、毎晩スープと納豆ご飯で終わらせてしまう。
たまに別のおかずを作っても、納豆とご飯の間に入る隙を与えない感じになってしまう。
2.全員にオススメできるのか
この食べ方で未だ誰にも試してもらったことがない。
ブログに書いたものの、本当にうまいのか、そこまででもないのか。
個人的には大好きなのでこれからも食べ続けるけれど。
 

まとめと思ったこと

・色々入れすぎな超足し納豆が好きだ
・入れている間にどんどん増えてきた
・もはや納豆なのか分からないが、とても美味しいので誰かやってみてほしい
 
●オススメサイト●

【お酒】今年も『ウィスキーフェスティバル2017』でウィスキーを堪能した

今年も熱かったウィスキーフェスティバル

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先週の日曜、2017年11月26に開催されたウィスキーのイベント「Whisky Festival 2017 in TOKYO」(以下、ウィスキーフェスティバル)に参加してきた。
去年の池袋会場と異なり、今年は高田馬場駅から徒歩数分の「ベルサール高田馬場」という会場。
以前ビアフェスで行ったことのある場所だったので迷わずに向かうことができた。
なんかどこかに行くのも酒関係ばっかりだ。
 
高田馬場駅を出て、歩く。
秋晴れのすっきりとした空を見上げつつ、12:30頃に会場に到着した。
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正面扉を入ってすぐに、受付があり会計を済ませる。
料金は事前予約で4千円、当日払いで5千円。
パンフレットの入った手提げをもらい、エスカレータで下ろうとすると、なんだかもう酒臭い(そんな気がした)。
遠くの騒がしい声を聞きながら、アルコールを含んだ空気を吸うと、いやでも期待が高まっていく。
 
11時から開始していた会場は、広さは十分ではあるものの、すっかり人が賑わっていた。

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会場の外周4面と中心部にテーブルが並び、それぞれ各メーカーがお酒を並べて無料試飲(ところどころ有料試飲)を振舞っている。
1箇所だけはおつまみを中心としたフードコーナーがあり、生ハムやチーズ、ジャーキーなどが売っていた。
 
今回もソロで参加したため、試飲しながら感想を言い合ったり、仲間と場の雰囲気を楽しんだり出来なかった。
こういうとき友人が少なく、人見知りで現地でもなかなか知り合いが作れない自分の本性が露呈される。
4、5人でワイワイやっている彼らを見ると本当にうらやましかった。
とは言え、酔ってしまえばそんなことも気にならなくなり、結果本当に楽しくて美味しくて最高だった。
バーでも金額的に躊躇しちゃうようなものも飲めたし。
あといつも大体同じものを飲んでしまう自分にとって、様々なメーカーのウィスキーをお試し出来たのはいい経験だった。
今回参加しながら、次のような事を考えたり実行していた。
次回参加される方は参考にしてみてください。
 

今回のイベントで実行したこと

1.事前にどこに行くか決めていた
開催時間は11時~18時の間で、ずっと居れば全部回ることはできるのだけれど、それでも行くところを決めておいたほうがいい。
その理由は次のような感じだ。
①無料試飲は無くなったら終了
 15時くらいを過ぎると、だんだんと試飲で用意されたウィスキーの中でも人気のものは無くなっていく。
 せっかく楽しみにしていたのに、終了してしまうと悲しい。
②人気のところはどんどん混雑する
 ディズニー程じゃないにせよ、人気の(例えばイチローモルトなど)蒸留所のブースはずっと混雑している。
 毎回並びたくないので、テンションが高い初めのうちに並んでおくといい。
 2種類くらいなら1度に頼んでも大丈夫なので、何度か並べば飲みたいものは大体飲めるだろう。
③味が分からなくなる前に飲む
 飲むペースにもよるが、1時間もすれば、だんだん味が分からなくなってくる。
 試飲が少量ではあるものの、ずっとストレートで飲んでいれば酔ってくる。
 (水は常に摂取しているのだけれども)
 強いアルコールで舌も麻痺してくる。
 なので味に敏感な最初に、お目当てのモノを頂いたほうがいい。
 
2.外出をした(本イベントは再入退出可能)
①酔いを醒ます
 一度外の空気に触れて、酔いを醒ますといい。
 会場の雰囲気でテンションが上がり、ずっと飲み続けてしまうが、それがだんだんと流れ作業のようになってくる。
 4、5千円払ったので元を取ろうとしてしまうのだろうか。
 一度クールダウンして、また会場に戻ると、再び新鮮な気持ちで飲むことが出来る。
②昼飯を食べる
 昼飯を取らずに参加した。
 若干空腹のまま飲み、15時頃に昼食を取った。
 それで酔いも覚めて体力も復活した。
 ずっと飲み続ける体力があればいいが、僕にはこの外出が結構大事だと感じた。
 少し散歩して、さっき飲んだ中で何が良かったとか、そういう振り返りも出来たし。
 
3.感謝をした
 はじめだけ、会費分は元を取ろうと躍起になっていた。
 しかしそんなことはすぐ途中で止めた。
 じっくりと味わい、無茶してまでたくさん飲もうとしなかった。
 少量の試飲とは言え、こうして提供されるまでにじっくりと年月を経ている。
 作る人達の苦労や努力の結晶が今こうして目の前にある。
 そんなウィスキーに感謝の念を抱きながら味わった。
 最近じゃ身体も大分元気になり、こうしてイベントに参加する気力も出ている。
 そんな自分の状況だって当たり前じゃないと思えば、なんだか感謝せずにいられなかった。
 仲間内で来ている人達、彼氏彼女で来ている人達、それぞれ羨ましかった。
 でも今の独り身だって、気楽で自由だ。
 そういう状況を感謝していた。
 来年は彼女出来てて、一緒に行けたら楽しいだろうな~と思うのだって、独り身の特権だ。
 寂しさがあるから、恋愛や友情を感謝できるのだと思えば、今の状況も中々いいものだ。
 一言で言うとただ酔っ払っていただけなんだろうが、僕はあの時、全ての事柄についてやたらと感謝をしていた。
 

会場で飲んだウィスキーで良かったもの

会場で様々なウィスキーを楽しんだが、そんな中で「むむ」と唸るような好みのお酒にたくさん出会えた。
そんな中で一部(酔って大半は忘れているので)、印象深かったモノを述べたいと思う。

1.イチローモルト「ダブルディスティラリーズ」

人だかりをくぐって試飲した。
最近じゃ酒屋でもイチローモルトをあまり見かけなくなった。
ネットでも高額だし、こういう機会に無料でいただけたのは嬉しかった。
甘みと複雑な風味、人気なのも分かるうまさ。

2.ブルイックラディ「ザ・クラシック」

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ボトルの形状が個性的なブルイックラディ
ピーティーでそこまで好みじゃないけれど、これは穏やかでやさしい飲み口が良かった。
こういうのもあるのね、という感じ。

3.グレンリベット「ナデューラ」

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18年と一緒に試飲させてもらったが、僕はこっちが好みだった。
うまいな、そして高そうだな、と感じるバランスと芳醇さと上品さが際立っていた。

4.ウルフバーン「オーロラ」

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ウルフバーンて最近まで知らなかった。
勝手に名前からバーボンかと思っていたが(ワイルドターキー的なイメージ)、スコッチウィスキーの1ブランドだ。
数年前(2013年)に始まった蒸留所らしく、まだまだ名前が知れ渡っていないのかな。
とは言えこれはかなりお気に入りになった。
あとラベルのオオカミがかわいい。
今回飲んだのはノンエイジだと思うけど、これからも期待したいと思う。
 

酔っ払いながら思ったこと

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イベントなど人だかりは苦手な方だが、ウィスキーのイベントには毎回時間を作って参加するようにしている。
それだけ自分にとって好きなことなのだろうけど、だんだんと詳しくなってきて考えが変わってきた。
以前は知的欲求が強かった。
今はだいぶ分かってきた中で、その情報を更新したり構築したりしている。
その分おごりが出てきて、純粋さを忘れているようにも思う。
ただただスゲーって感動して、美味しいウィスキーを飲むだけでも全然いいんじゃないだろうか。
お酒なんてそんなものだ。
会場には若者の参加者が多く見られた。
おっさんも、爺さんぽい人もまだまだ居る。
女性も増えてきてる気がする。
一過性のハイボール、ウィスキーブームで終わらず、このまま人気が根付いていくといいと思う。
そして福島、静岡などローカルな蒸留所もあると知り、本当にがんばって欲しいと感じた。
僕は飲んだり、それをこうして記述するくらいしか応援できないけれど。
人気と実績が出てくれば、ジャパニーズウィスキーがどんどん世に出るチャンスがあるのだから。

 

Like-it(ライクイット)『アイスボールメーカー』直径60mmの丸氷が簡単に作れて、自宅でバー気分。

直径60mmの丸氷が簡単に作れて、自宅でバー気分。


自宅でウィスキーをロックで飲むときに重宝しているのが、Like-it(ライクイット)から販売されている『アイスボールメーカー』です。コレでグラスに丁度いいサイズの丸氷が簡単に作ることが出来ます。

急に数学的な話ですが、球体は同じ体積の立体の中で(立方体などと比較して)、表面積が最も小さくなる形状です。つまり同じ水の量であれば、普通の製氷皿で作ったサイコロ状の氷よりも、球体の方が表面積が小さくなります。氷は表面から溶けていくので、表面積が最も小さい球体だとゆっくりと溶ける事になります。
氷の溶ける速度が遅い分、お酒が直ぐに水っぽくならないため(味の変化が少ないため)、ウィスキーの味の変化が少ないといえます。また逆に言うと、ゆっくりとお酒の味の変化も楽しめるといえます。だからバーなどしっかりとお酒を提供してくれるお店では、丸氷が入っている所が多いのです。
そういった目的で、自宅でも丸氷を作りたいなと思っていたところ、この『アイスボールメーカー』を見つけたので購入してみました。コレ1つで直径60mmの丸氷を作ることができます。形が欠けたり失敗しながら、1日1個の氷を製造する作業はなかなか楽しいです。

Like-it(ライクイット)『アイスボールメーカー』

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<仕様など>
・色:ブラック
・材質:樹脂
・本体サイズ:直径約7.5×高さ7.5cm
・本体重量:700g
・素材・材質:本体=ポリプロピレン / フタ=エラストマー
・生産国:日本
・耐熱温度:本体=100度、フタ=60度 / 耐冷温度:本体=-20度、フタ=-40度

特徴・オススメな点

1.丸氷を簡単に作ることができる
作り方は超簡単です。2つに分割されたシリコン製の容器に水を入れ、上に穴のあいた上部分をかぶせます。余分な水はこの穴から出て、ぴったり丸氷分の水が容器にセットされます。後は1日ほど冷凍庫で凍らせるだけです。氷の頭が欠けたり、失敗することもあるんですが、それも家飲みなので良いかなと。
2.お酒以外にも重宝する
この丸氷を普通の飲み物に使っても、氷のインパクトが大きくて良いアクセントになります。普通のお茶、麦茶などに使っても、溶けずに氷がずっと残ってる印象です。子供が居たら、ジュースにいれても結構楽しんでくれるんじゃないかなと思います。
3.ウィスキーグラスとの相性が良い
はじめに述べたように、丸氷は溶けにくいためウィスキーの味の変化が少ないです。また純粋に、見た目も雰囲気があって見ていて楽しいです。

注意・イマイチな点

1.サイズが大きく一人暮らし用冷蔵庫には何個もキープできない
当初、この丸氷を5,6個は作って冷蔵庫にキープしたいと考えていました。しかしながら色々と冷凍しているウチでは難しかったです。
2.氷の透明度はお店に劣る
不純物のある水道水や、急速に凍らす家庭用冷凍庫なので、どうしても氷のクオリティは低いですね。バーで出るような、透明でクリアな感じの氷に憧れるんですが、これは家庭用と割り切ってます。
これはこの『アイスボールメーカー』の問題じゃなくて、水や冷凍プロセスの問題だけど仕方ないですね。
※ガチでクリアな丸氷が作りたいならこんなのもあります

実際に使ってみました。

丸氷を作る工程は以下に述べる様に、非常に簡単です。
① 容器を用意する
受け側とフタ側はシリコン製で変形しても壊れないので扱いが楽です。
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2.内側にある線まで水を注ぐ
結構なみなみと注ぎます。もし多めに注いでも、穴から抜けるので大丈夫です。
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3.その上にフタ側をかぶせる
フタには中央に空気穴があいているので、空気と共に余分な水も抜ける仕組みです。
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4.一晩凍らせる

冷凍庫に入れる際は、平らな場所に置くようにしてください。
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▲ 凍らせたものを取り出したところ

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▲ 横から見ると体積が膨張してフタ側が少し浮いているのがわかります。

5.フタを開ける
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▲ 凍ってくっついている場合は、上ブタを少し捻ってあげると簡単に外れます。

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▲ 完成、丸くて冷たいです。
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▲ ウィスキーグラスに丁度良いサイズ。

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▲ 写真がぼけてしまったが、シングルを入れるとこんな感じです。しかし冬は寒いので、あまりロックで飲まないですけど。

以上、良かったら参考にしてみてください。

商品リンク

メーカーHP・リンクなど

・オフィシャルHP

www.like-it.jp

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【料理】圧力鍋でお手軽に出来る『砂肝のコンフィ』のモチモチ食感にハマる

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[http://photo credit: stijn Duck stomach confit via photopin (license):title]

コンフィとはフランス料理の調理方法の一種らしい

以前友人にワインの飲み会に連れて行ってもらった時に食べた『砂肝のコンフィ』が美味しかった。
元々砂肝って好きな食材だけれど、焼き鳥で食べるものでコリコリした固めの食材だという印象だった。
それはそれで好きだったけど、砂肝のコンフィは非常に柔らかくモチモチ、シコシコした食感が新鮮だった。
それで家でも作れたら楽しいだろうなと思って調べてみた。
結果として、お店ほどのクオリティーではないものの、かなりいい感じに作ることができた。
そのまま食べてもいいし、刻んでキノコと共にオイル系のパスタに加えても美味しい。
 

コンフィとは

ざっくり言うと、オイル煮で風味と保存性を向上させる方法のようだ。
あまり詳しくないのでかなり適当な認識ですが。
コンフィ(フランス語:confit)はフランス料理の調理法であり、各種の食材を風味をよくし、なおかつ保存性を上げることのできる物質に浸して調理した食品の総称である。主に南西フランスで用いられる。コンフィにする食材は果物であることが多く、肉の場合は油脂を、果物の場合は砂糖を用いて調理するのが通例である。密閉して冷所に保管すれば、コンフィは数ヶ月の保存に耐え、さらに繰り返し再加熱することにより保存期間を延長することができる。コンフィは食物を保存するための最も古い方法の1つで、類似の調理法はヨーロッパの他地域や中東北米でも見られる。
 

食材と調理方法

何度か作ってみて、このぐらいの分量が一番シンプルで楽に作れるかなという印象。
後は何度か作ると、それぞれ個人好みで分量が変わってくるはず。
ニンニク入れたり、スパイスに凝ったりするのも楽しそうだ。

◆食材◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
・砂肝:200g~300g
・オリーブオイル:砂肝が浸るくらい
☆塩:大さじ1(岩塩がオススメ)
☆ハーブ(乾燥バジル、ローリエなど):大さじ1くらい(好みで適量)
☆黒コショウ:適量
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 
◆調理方法◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
①:洗って水気を切った砂肝を2分割に切る
  (小さ目が好きなら4分割に)
②:ボール等に①と☆を入れ、揉むように混ぜる
  ((ここで軽くオリーブオイルを入れると全体が馴染む)
③:ラップをして②を3時間~半日ほど、冷蔵庫で寝かす
④:③から出てきた水を捨て、圧力鍋に入れる
⑤:④がヒタヒタになる程度、オリーブオイルを注ぐ
⑥:加熱し、15分ほど加圧する
  (10分だと食感強め、20分だと柔らかな印象)
⑦:自然に圧力が戻ったら完成
⑧:清潔な容器に移して、残ったオイルと共に冷蔵庫保存する
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 

実際に作ってみた

・砂肝を購入
300g程度を購入した。

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 ・2分割に切る

4分割でもいいかなと感じる。
食感重視派は2分割がオススメ。

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・ハーブ等で揉み込む
手がベトベトになるが、手揉みのほうが馴染みがいい気がしている。

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・冷蔵庫で寝かせる

3h程度寝かせて、出てきた水はしっかり捨てたら圧力鍋に投下。

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・圧力鍋に入れる
オリーブオイルは食材がヒタヒタになるまで入れるので、かなりの量を使う。
隠れるくらいにもっと入れても良かったかもしれない。

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 ・10分加圧

柔らか食感がいいなら、20分くらい加圧してもいいと思う。
僕は固めが好き。

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・完成!

出来立てはマグマのような熱さなので火傷に注意。
ワインなどお酒に合いますね。

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まとめと思ったこと

・圧力鍋で砂肝のコンフィが簡単に作れる
・冷蔵保存も利くので独身男子にもオススメ
・次回は鴨肉など別のコンフィにも挑戦してみたい
 
●おすすめリンク●

【雑記】ソロにはそろそろso longしたいお年頃

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[http://photo credit: Georgi C A man via photopin (license)]

 
会社の同期に誘われ、数家族と僕を含む独身男性数名の計10人程度でBBQをした。
今年はじめに会社同期の夫婦に子供が生まれたため、そのお披露目もあった。
BBQは地元のキャンプ場で行われた。
秋にしては暖かく、天気のよい日だったので、家族連れや仲間連れでごった返していた。
 
それにしてもBBQには哀愁がない。
でかい車数台で集合し、コストコやスーパーででかい肉やら食材を購入して、現地へ向かう。
家族同士が集まり、挨拶し、互いの赤ちゃんを褒めあう。
この前買ったという新しいテントやテーブルはオシャレで洗練されたデザインだ。
軽量なのに頑丈で、コンパクトなのに機能的で非の打ち所がない。
肉や魚を盛大に焼いて、太陽の下酒を飲み、みんなで自撮りをして、暗くなる前に膨大なごみをまとめて車で帰る。
完全消費型の生き様だ。
そこに何一つ悲しみは無いように感じる。
 
しかしキャンプは別だ。
哀愁がある。
夜を跨ぐことにそれがあるのだろうか。
場所を見つけてテントを張り、焚き火を作り、悠然とした自然と調和するという印象がある。
自然を間借りし、環境を壊さないよう最低限の礼節を持ちながら滞在し、帰る。
還元型、循環型の生き様がある。
しかもソロキャンパーなら孤独と向き合える良さがある。
 
そう、ソロが付くものには哀愁がある。
ソロツーリングしかり、ギターソロしかり。
ソロが付けられないものを無理やりソロで実行するとヤバくなる。
だからソロBBQはなんだかヤバい。
おじさんが一人でマシュマロを焼いていたら限りなく怪しい雰囲気を放つだろう。
 
そしてキャンプに連れてきた子供(赤ちゃん)を見て思う。
自分が夫、父親になる日は来るのだろうかと。
正直、他人の子供だからかわいいってのは分かっている。
僕は無責任に愛でる権利を享受している。
最近では結婚も無理そうな状況で、果たしてどうなのだろう。
気力・体力共に落ちているからか、最近は自分の子供を持つということに興味が薄れてきている。
 
今僕が置かれている、アラフォー独身男性という立場は丁度、はざ間だ。
哀愁とヤバさの。
ソロになるのかファミリーになるのかの。
おのずから「ソロ」を選ぶ覚悟ができた者たちは哀愁を伴い
「ソロ」にしか成れなかった者たちがヤバくなっていく。
くたびれた感じのおじさんが一人で居るのが何故ヤバいのか。
渋いおじさんが一人居酒屋で酒を注いでいるのが何故哀愁を放つのか。
自分と向き合った者だけが「ソロ」として歩んでいけるのだろうか。
 
今は一人で楽で楽しい、だけどそれだけだ。
逃げているだけなのだろうか。
正面から向き合うことに。
ソロをとるのかファミリーを目指すのか。
そろそろ向き合う覚悟が必要だ。